なかもりあかねの日記

部屋を片付けるように日記を書く

きっと大丈夫

3年ぶりです。県大会。

きっと当日になるまでこの現実を信じられないでいる気がします。

 


一昨年、昨年とあんなにも願っていた賞。

今年は"行けたらすごいと思うけど、行けなくてもいいや。早く引退して勉強するし。"とか思ってたのに。"副部長も今日で終わり。やっと解放される。これが最後のお仕事だな。"とか思ってたのに。全部手放す覚悟はできてたのに。

 


私なんかがこんな上手いこといっていいんですかね。

"もっと自分に自信を持ってね"

"なかもりなら大丈夫"

"良い顔を見せてね。"

そんなことを言われれば言われるほど、自信は無くなるし、大丈夫だと思えなくなるし、良い顔していいのか不安になる。

わたしが今までしてきた悪行の数々を思うと、何も出来なくなる。結果発表のあと、副部長に「ごめんね。ありがとう。ごめんね。ごめんね。」としか言えなかった。帰り道に泣きながらのわたしの話を遅くまで聞いてもらって、辞めないでねと引き止めてくれたあの日を思い出して、副部長の顔を見ると申し訳なさで涙が止まらなかった。

「ほら、辞めなくてよかったでしょ。」

「色んなことがあったね。言わなくても分かってるよ。」

「なかもりが副部長でよかった。」

「なかもりがいなかったらとっくに辞めてたよ。」

「よく頑張ったね。」

全てを許されることは望まないから。どうかせめてあと2週間、罪滅ぼしのようにボロボロになるまで働くことは許されたい。そして、信じられるように頑張りたい。

 


もう叶わないと思ってた夢が。あの舞台でもう一度自分の音を響かせることが。県大会で大切で大好きな友達と再会することが。あなたにまた手紙が書けることが、あなたとまた一緒に同じ景色が見られることが。

今からすでに身体がソワソワして仕方ない。

 

 

 

いつかこの幸せの代償として払うかもしれない何かのことは今は考えずに。目の前にあるやるべきことをやるよ。